意味上の主語・述語を理解すると、色々な問題を解くのに利用でき、 難しくて知らない単語の意味を類推できることもあります。その応用例を少し紹介しましょう。(4)(5)

次の各文の適当なところにスラッシュを入れ((3)を除く)、[  ]内の指示に従って答えなさい。

(1) It is natural for parents to love their children.

[和訳]
(2) There is no room for you to sit.  room「スペース」

[和訳]
(3) 「このケースは重すぎて彼女には運べない」
[case/too/her/for/this/is/heay/to/carry]

[語順整序]

(4) The book is thought to (    ) in the middle of 17th century.
1. write  2. writing  3. have written  4. have been written

[適語選択]
(5) Pedestrians are permitted to have the right of this way on Sundays. right「権利」

[和訳]

 

ヒント

(3) 日本文で「このケースは重い」ので「彼女は運べない」の2つの主語・述語に気づきましょう。
(4) 受験レベルの問題です。難しくは見えても、考え方はシンプル。
1 4講座受動態の知識を使います。to不定詞の意味上の 主語を考えてみましょう(1分)。おそらくThe book。選択肢のwriteと併せて考え考えると、 能動態 The book 〜 write /受動態 The book 〜 be written のどちらがふさわしいか。もちろん受動態ですね。 選択肢で受動態be 動詞+過去分詞を含んだ表現は一つしかありません。
2 1講座文型と4講座受動態の知識を使います。選択肢の自動詞・他動詞を考えてみましょう。もちろん write(Vt)。これが入るとすると、(write) in the 〜 となり、 目的語(O)がないので×。選択肢の1〜3は全て能動態の選択肢で同様に×(wwite / writing / have written) in the 〜。対して、4は受動態の選択肢。 (第3文型の)受動態は後ろに目的語がありません(be written) in the 〜。選択肢の自動詞・他動詞・目的語を考えることでも、大きなヒントになるのです。
(5) これも受験レベル。Pedestrians の意味を類推しましょう。to have the right of 〜の権利を持っている の意味上の主語を 考えて見ましょう。おそらく Pedestrians(受験だからイレギュラーはありますけどね)。ということは、Pedestrians 〜 have the right of 〜。 そうするとこの単語は「人」それとも「物」? おそらく「人」と類推。

Pedestrians are permitted / to have the right / of this way / on Sundays.
〜の人は..されている / 権利を持っている / この道の / 毎日曜日に

ここで何のことを言っているのか、考えてみましょう。毎週日曜日に人が道の権利を持つって?(1分)。
歩行者天国の話なのです。とつながれば、Pedestrians = 歩行者。
次は are permitted。「言われている」「見られている」「禁止されている」「許可されている」 など、適当に当てはめて考えてみるんです。そこそこふさわしいものが見つかればそれで十分。permit = 認める、許可する。
「歩行者は毎週日曜日にこの道の権利を認められています」(直訳)
=「この道は毎週日曜日に歩行者天国になります」(意訳)

  このように、意味上の主語(S')・述語(V')・目的語(O')は、今度色々な応用ができるようになります。
 

  

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