too 〜 for 〜 to ⇔ so 〜 that 〜 can't構文の書き換え


for 〜 toは意味上の主語(S')述語(V')目的語(O')といった関係がありましたが、 これを本当の主語(S)述語(V)に書き換えることがあります、のパート2です。 it 〜 for 〜 to の時は動詞に注意することでしたが、このtoo 〜 for 〜 toの書き換えでは もう一つ注意点があります。

次の各文をit 〜 that 構文に書き換えなさい。
(1) The noise was too loud for me to sleep.
(2) This box is too heavy for me to carry.
(3) This box was so heavy that he couldn't lift it.  lift「持ち上げる」
(4) He was so weak that he couldn't lift it.  weak「弱い」

 


(1)

「その騒音はとても大きかったので / 私は眠れなかった」
The noise was too / loud for me to sleep.
The noise was so loud / that I couldn't sleep.

基本は大丈夫ですね。主節動詞の時制に注意してcan't/couldn'tの使い分けをしましょう。


(2)


「この箱はとても重いので / 私には運べない」
This box is too heavy / for me to carry.
This box is so heavy / that I can't carry. ×
This box is so heavy / that I can't carry it. 

なぜ it を補わなければいけないのでしょうか。6(4)でも実は同じことがあったのです。carry(Vt)が他動詞なのに目的語がないのはおかしいと 気づけましたか?この意味上の目的語を考えてみると

This box is too heavy / for me to carry (this box).
「この箱はとても重いので / 私には(この箱を)運べない」

文頭にこの目的語があるため、繰り返しをさけて省略されていたわけです。これをit 〜 thatで書き換えた場合、接続詞のthatは 節を2つつなげた形(SV that SV)になるため、それぞれの節で要素がそろっていなければいけないのです。

This box is so heavy   that   I can't carry. × (目的語のthis boxがないため)
This box is so heavy   that   I can't carry it(=this box).

(1)はsleep(Vi)自動詞だったため、このように目的語を補ったりする必要はなかったのです。SV that SVのように節が2つ以上の文を複文、対してSVが1つの文を単文と言います。

This box is too heavy for me to carry.   [単文=SVが1つ]
This box is so heavy that I can't carry it.   [複文=SVが2つ]


(3)


「この箱はとても重いので / 私は持ち上げられなかった」
This box was so heavy / that I couldn't lift it.  [複文]
This box was too heavy / for me to lift it. ×  [単文]
This box was too heavy / for me to lift. 

これは(2)の逆パターンですね。too 〜 for 〜 toの単文(SVが1つ)に書き換えたので、繰り返しになる目的語が省略されました。

This box was too heavy for me to lift (it=this box). 


(4)



「この箱はとても重いので / 私は持ち上げられなかった」
He was so weak / that he couldn't lift it.  [複文]
He was too weak / for him to lift it. ×  [単文]
He was too weak / to lift it. 
He was too weak / to lift. ×

(3)までの問題をやると、この勘違いが出てきます。つまり「too 〜 to と so 〜thatを書き換える時はitを補う、または省略する」という勘違い。 この文でitを省略すると何を持ち上げるのか分からなくなりますね。結局目的語の有無は、文のよく見て判別すると いうこと、これがtoo 〜 for 〜 to ⇔ so 〜 that 〜 can't構文での注意点です。

too 〜 for 〜 to ⇔ it 〜 that 構文の書き換え
 目的語の有無に注意

 

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