文型を使った解き方


ここまでに、4品詞の修飾関係から品詞ごとの重要度、 動詞に着目して自動詞と他動詞の区別、目的語の理解と2種類の目的語の重要事項、そして その目的語に接続詞thatが使われた形と学んできました。せっかくここまでやったので、 どのくらい見え方が違ってきたのか例題で確認しましょう。ただし注意が一つ。 今まで通りに解くのなら全く変わりません。ヒントを出しながらいきますので、 あせらずに段階を追って自分なりに解いてみてください。

次の整除問題は日本文がヒントとして使えるので、まずこれで文型を考えてみましょう。 文型を決めるのは述語(V)です。この日本文での動詞はどれでしょうか?また その動詞は自動詞ですか、それとも他動詞ですか?

ex. 日本文の意味になるように次の語句を並べなさい。
「私は両親に一人で海外に行っていいかどうか尋ねた」
[asked/could/alone/parents/if/I/I/my/go abroad].

答えは「尋ねる」ですね。内容は他動詞。では目的語を1つとるのか2つとるのかどちらでしょうか?

尋ねる「相手」と「ものごと」が必要になるので答えは2つです。では次に日本文を使って考えます。 どこがSでどこがOかなど、下線を引いてみましょう。まだ下は見ないで。

ex. 私は(S) 両親に(O) 一人で海外に行っていいかどうか(O) 尋ねた(Vt)

目的語が2つ並ぶということは第4文型のSVOOです。2種類の目的語の並べる語順が決まってました。 覚えていますか?

もちろん 他動詞+相手+もの(こと)ですね。この文ではもの(こと)にあたる内容が長いので、多分 節になっているのでは、と考えられれば最高です。これだけ分かれば自分で英作もできそうですが、 単語が与えられているので参照しましょう。動詞はaskedがあたりそうですね。ではaskedを中心に 大雑把に文の構文を考えてみると 私が asked 両親に 〜のことを. となります。 〜のところは長いので、そこまでの単語を実際に並べてみてください。

ex. 私は(S) 両親に(O) 一人で海外に行っていいかどうか(O) 尋ねた(Vt)
I  asked  my parents  .
[I/could/alone/if/go abroad]

後は尋ねた「ことがら」部分です。日本文と単語を見比べると、動詞にcould goがあるので、これも同様に 動詞中心で並べてみましょう。

ex. 日本文の意味になるように次の語句を並べなさい。
私は(S) 両親に(O) 一人で海外に行っていいかどうか(O) 尋ねた(Vt)
I  asked  my parents  I could go abroad alone.
[if]

さてほとんどできましたが、ifが残っています。節が2つありますね。となると接続詞ifがそのつなぎの言葉に なっているのでしょう。(if 接続詞「〜かどうか」)

ex. 私は(S) 両親に(O) 一人で海外に行っていいかどうか(O) 尋ねた(Vt)
I  asked  my parents  if I could go abroad alone.  (S+V if S+V.)

今までの見え方と違ってきましたか?分かる人は何となくではなくて、こうやって並べているのです。 その他にも慣れてくればこんな解き方もあります。下のはもう少し難しくして日本文のヒントがない形。受験では 普通ですね。どこに着目しますか?

ex. 単語を並びかえて意味の通る一文にしなさい。
[asked/could/alone/parents/if/I/I/my/go abroad].

答えは述語(V)の動詞。動詞が文の形を決める=教えてくれるからです。動詞はasked(Vt)が あるので主語(S)と目的語(O)をつけてあげましょう。

ex. I  asked  my parents / my parents  asked  I×
  [alone/if/I].

askの後ろは目的語なので、主格のI はその位置にはおけません(目的格のmeならOK)。当たり前の ことですが、主格のI は主語の位置で使います。そうすると動詞に着目することで、ここまで できてきます。

ex. I  asked  my parents / I  could go  abroad
  [alone/if].

後は残った接続詞ifを文の意味を考えた上で入れていきます。

ex. I  asked  my parents if  I could go abroad alone.

要は解ければどんなやり方でもいいわけですね。4品詞から5文型を学ぶと色んな応用が できるようになります。しっかりおさえましょう。

 

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